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十和田湖
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十和田火山の噴火で形成された二重カルデラ湖。現在も活火山として指定されている。最大深度327mは日本第三位。流出河川は奥入瀬川。胡桃を半分にした形。 湖の中央、御倉山と中山半島の間にある中湖(なかのうみ)とよばれる水域が最深部であり、御倉山の東側の東湖(ひがしのうみ)や中山半島の西側の西湖(にしのうみ)と呼ばれている水域の水深は50 - 100mほどである。 なお、江戸時代より郡の境界が不明確で、十和田湖の帰属が決まらないため、青森県と秋田県との境界は決まっていなかったが、2008年8月29日に青森市で開かれた北海道・北東北知事サミットにおいて、青森、秋田両県と、関係する自治体が、湖面の境界線を青森県6:秋田県4という割合で県境を画定することで最終合意し、同年11月14日に確定し、12月25日に官報告示した。これにより、1871年の廃藩置県以来、137年目にして県境が決定した。 具体的には、湖の北側にある御鼻部山の頂上から、神田川河口を結ぶ線を県境とする。これにより61.1km²の十和田湖は、青森県十和田市に約37km²、秋田県小坂町に約24km²が割り振られ、その分の地方交付税交付金(年間総額約6700万円)も増額分配される。なお増額分された交付金は、十和田湖の環境対策や観光振興に使われる。
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十和田火山の噴火で形成された二重カルデラ湖。現在も活火山として指定されている。最大深度327mは日本第三位。流出河川は奥入瀬川。胡桃を半分にした形。 湖の中央、御倉山と中山半島の間にある中湖(なかのうみ)とよばれる水域が最深部であり、御倉山の東側の東湖(ひがしのうみ)や中山半島の西側の西湖(にしのうみ)と呼ばれている水域の水深は50 - 100mほどである。 なお、江戸時代より郡の境界が不明確で、十和田湖の帰属が決まらないため、青森県と秋田県との境界は決まっていなかったが、2008年8月29日に青森市で開かれた北海道・北東北知事サミットにおいて、青森、秋田両県と、関係する自治体が、湖面の境界線を青森県6:秋田県4という割合で県境を画定することで最終合意し、同年11月14日に確定し、12月25日に官報告示した。これにより、1871年の廃藩置県以来、137年目にして県境が決定した。 具体的には、湖の北側にある御鼻部山の頂上から、神田川河口を結ぶ線を県境とする。これにより61.1km²の十和田湖は、青森県十和田市に約37km²、秋田県小坂町に約24km²が割り振られ、その分の地方交付税交付金(年間総額約6700万円)も増額分配される。なお増額分された交付金は、十和田湖の環境対策や観光振興に使われる。
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