万象を乗せマッハの船が つんざく心像の下方 代々と連なり咲く 訓戒の花園を見た 「戻れぬ」と騒がしく 行くだけのキミよ 別れの時と老いた「日」に 身を投げた 夜は間近と浜辺の砂が 遠く沈む陽の影の牢を出る 千の国さえ砕ける波と にわかいきり立て 夢の津波 牙を剥いて 緩衝の壁 突破の轟音 つんざく良心の嗚咽 連綿と途絶えずに降る 悔恨の雨音を消して 「見えぬゆえ」と無言のまま 行くだけのキミに 記憶は許されず追われる 冤罪者のように 今も遠くで息絶え絶えに 良かれと奮える怒号は老い行く 虹の朝など絵空の塵と にわかに聳え立つ 夢の塔の門よ開け 老いた日で明日が呼ぶ 過ぎる時の西へ西へ 知らぬ間に隠された 夢の闇の奥 老いた日へ明日を見に 過ぎる時の西へ西へ 呼び続くあの声の 夢の闇の奥 老いた日で明日が呼ぶ 過ぎる時の西へ西へ 知らぬ間に隠された 夢の闇の奥 満場の人喝采の声つんざく声に撃たれて淡々と散るユリのように朽ちるキミを誰も見ず「夜明けを手中に」と行くマッハの船の轟音に別れの時と老いた「日」に身を投げた 夜は間近と浜辺の砂が遠く沈む陽の影の牢を出る虹の朝など絵空の塵とにわかいきり立て夢の津波 牙を剥いて 老いた日で明日が呼ぶ過ぎる時の西へ西へ知らぬ間に隠された夢の闇の奥 老いた日へ明日を見に過ぎる時の西へ西へ呼び続くあの声の夢の闇の奥
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