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  • 多方向攻撃モード
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  • 多方向攻撃モードを起動すると、艦のコンピュータは12から順にカウントダウンを始め、船体分離に備え艦内には特別配置警報(ブルー・アラート)が発令される。また、船体分離はワープ航行中に実行することも可能であるが、本来ならば亜光速航行時に分離は実施されるのが一般的である。プロメテウス級は円盤部が推進部と分離され、ブリッジ後方の船体上部と、その延長線上の円盤部底部の同じ箇所に通常は格納されている小型のワープ・エンジン・ナセルが展開される。推進部には船体上部に2つ、下部に2つの計4つのエンジン・ナセルがあり、推進部は水平半分に分離され、それぞれの船体に2つのナセルが引き継がれる。分離した3つの船体はそれぞれが手動で操縦することも可能であったが、あらかじめプログラムされた攻撃隊形をコンピュータに命令することによって、3隻それぞれが自動で攻撃を実行することも可能であった。 2374年の時点で多方向攻撃モードは一度も実施されておらず、トップシークレット技術であった。このシステムを備えている艦の一つがUSSプロメテウスであった。しかし、皮肉にもこの技術が最初に実戦で使用されたのは宇宙艦隊の艦が相手であった。プロメテウスはロミュランによってハイジャックされ、ロミュランの領域へと向かっていたが、追跡してきた宇宙艦隊のネビュラ級宇宙艦USSボンチューンを撃退するため、ハイジャックしたロミュランらは多方向攻撃モードを使用して同艦を無力化した。プロメテウス艦内のEMHらによる妨害工作でハイジャック犯のロミュランらの撃退に成功したが、3隻のディデリデクス級ウォーバードによる攻撃を受け、更には再び追ってきた宇宙艦隊の追跡部隊であるアキラ級のUSSスペクターと2隻のディファイアント級による攻撃も受けた。そこで再び多方向攻撃モードを起動したプロメテウスはウォーバードの一隻を圧倒的な火力で撃沈させることに成功し
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  • 多方向攻撃モードを起動すると、艦のコンピュータは12から順にカウントダウンを始め、船体分離に備え艦内には特別配置警報(ブルー・アラート)が発令される。また、船体分離はワープ航行中に実行することも可能であるが、本来ならば亜光速航行時に分離は実施されるのが一般的である。プロメテウス級は円盤部が推進部と分離され、ブリッジ後方の船体上部と、その延長線上の円盤部底部の同じ箇所に通常は格納されている小型のワープ・エンジン・ナセルが展開される。推進部には船体上部に2つ、下部に2つの計4つのエンジン・ナセルがあり、推進部は水平半分に分離され、それぞれの船体に2つのナセルが引き継がれる。分離した3つの船体はそれぞれが手動で操縦することも可能であったが、あらかじめプログラムされた攻撃隊形をコンピュータに命令することによって、3隻それぞれが自動で攻撃を実行することも可能であった。 2374年の時点で多方向攻撃モードは一度も実施されておらず、トップシークレット技術であった。このシステムを備えている艦の一つがUSSプロメテウスであった。しかし、皮肉にもこの技術が最初に実戦で使用されたのは宇宙艦隊の艦が相手であった。プロメテウスはロミュランによってハイジャックされ、ロミュランの領域へと向かっていたが、追跡してきた宇宙艦隊のネビュラ級宇宙艦USSボンチューンを撃退するため、ハイジャックしたロミュランらは多方向攻撃モードを使用して同艦を無力化した。プロメテウス艦内のEMHらによる妨害工作でハイジャック犯のロミュランらの撃退に成功したが、3隻のディデリデクス級ウォーバードによる攻撃を受け、更には再び追ってきた宇宙艦隊の追跡部隊であるアキラ級のUSSスペクターと2隻のディファイアント級による攻撃も受けた。そこで再び多方向攻撃モードを起動したプロメテウスはウォーバードの一隻を圧倒的な火力で撃沈させることに成功し、ロミュランは撤退した。(VOY:プロメテウスの灯を求めて)
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