Attributes | Values |
---|
rdfs:label
| |
rdfs:comment
| - この2004年スマトラ地震に於けるマグニチュードは、1900年以降でチリ地震に次いで2番目に大きい規模である。なお、この9.3という数値はモーメントマグニチュード (Mw) であり、兵庫県南部地震 (Mw6.9) の約4,000倍、2003年十勝沖地震 (Mw8.0-8.1) の約40倍に相当するエネルギーである。 また、アメリカ地質調査所 (USGS) の暫定発表で当初マグニチュード8.1と発表されていたが、次にマグニチュード8.5、さらにマグニチュード8.9と発表された後、9.0に修正された。さらにその後、アメリカ・ノースウェスタン大学などの研究グループにより、9.3に再修正された。 2011年現在、USGSではマグニチュード9.1としている。最終的には米ノースウエスタン大学と同程度の値になる可能性もある。これは、震源地でプレートが3回に渡って南から順にずれ、そのずれの継続時間が6 - 7分にわたったためと見られている。 平均を取って約1,300kmだとしても、日本列島沿岸の海溝に当てはめれば銚子沖から得撫島南方沖あたり、あるいは銚子沖から奄美大島東方沖あたりにまで及ぶ規模である。M9.3の本震だけを見ても、ずれた断層(プレートの境界面)は南北に約400km、東西に約150kmにわたる範囲に及び、ずれた距離(変位)は最大約20mという巨大な規模のものであった。
|
Money
| |
dcterms:subject
| |
dbkwik:ja.gravity/...iPageUsesTemplate
| |
Date
| |
Scale
| |
Depth
| |
Name
| |
Type
| |
tsunami
| |
dbkwik:resource/A8SJlmW4k5fqOptXQc109g==
| |
dbkwik:resource/AABQ0S6XxtEcT8iq-97jaQ==
| |
dbkwik:resource/SnvBU_4eqSk9rGe72rM6Yw==
| |
dbkwik:resource/XviEjbP2hipdc4Tev6fC4A==
| |
center
| - スマトラ島北西沖160km
- 北緯3度17分53秒
- 東経95度46分44秒
|
Deaths
| |
Data
| |
plus
| - 注1:ノースウェスタン大学の調査による
- 注2:2005年6月現在、ロイターおよびWHOによる
|
After
| |
Area
| |
dbkwik:resource/61Z76X867zk6n_TD8s_6mw==
| |
Time
| |
abstract
| - この2004年スマトラ地震に於けるマグニチュードは、1900年以降でチリ地震に次いで2番目に大きい規模である。なお、この9.3という数値はモーメントマグニチュード (Mw) であり、兵庫県南部地震 (Mw6.9) の約4,000倍、2003年十勝沖地震 (Mw8.0-8.1) の約40倍に相当するエネルギーである。 また、アメリカ地質調査所 (USGS) の暫定発表で当初マグニチュード8.1と発表されていたが、次にマグニチュード8.5、さらにマグニチュード8.9と発表された後、9.0に修正された。さらにその後、アメリカ・ノースウェスタン大学などの研究グループにより、9.3に再修正された。 2011年現在、USGSではマグニチュード9.1としている。最終的には米ノースウエスタン大学と同程度の値になる可能性もある。これは、震源地でプレートが3回に渡って南から順にずれ、そのずれの継続時間が6 - 7分にわたったためと見られている。 震源域は研究機関によって異なり、およそ1,000km - 1,600kmと長さをもつ。地震後のGPSや実地調査では、スマトラ島北西沖にあるニアス島からインド領のアンダマン諸島北端までの広範囲で隆起・沈降・水平移動といった地面のずれ(変位)が観測されている。国土地理院の分析によれば、震源域はミャンマー領ココ諸島とアンダマン諸島北端の間付近から、ニアス島の北西に位置するシムルエ島北部までの約1320kmとされている。 平均を取って約1,300kmだとしても、日本列島沿岸の海溝に当てはめれば銚子沖から得撫島南方沖あたり、あるいは銚子沖から奄美大島東方沖あたりにまで及ぶ規模である。M9.3の本震だけを見ても、ずれた断層(プレートの境界面)は南北に約400km、東西に約150kmにわたる範囲に及び、ずれた距離(変位)は最大約20mという巨大な規模のものであった。 大津波が発生し、インドネシアのみならず、インド洋沿岸のインド、スリランカ、タイ王国、マレーシア、モルディブ、マダガスカル、ソマリアなど東アフリカ等でも被害が発生した。その後チリで津波デマによるパニックが起こり1人が死亡したほか、世界各地で地震発生後に津波を警戒して住民が早期に避難した事などから、この地震が世界中に知れ渡り、人々の心に強く残ったことを示している。 地震の名称であるが、日本の地震の場合と違って正式な名称は命名されておらず、世界各国の各メディアやウェブサイトによって名称はさまざまである。 2005年3月28日に起きたMw8.6の地震については、スマトラ島沖地震 (2005年)に記述している。
|