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若尊
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若尊(わかみこ)とは、日本の鹿児島湾北東部、北緯31度39分02秒東経130度45分09秒の海中にある南北約2.5km、東西約3.5kmの海底カルデラおよび海底火山群。 カルデラは、水深約200mの平坦な地形で、姶良カルデラの一部となっており、約25,000年前に起きた、姶良大噴火の主要な火口の跡と考えられている。海底火山は、タギリ中央火口丘、ホリノデ中央火口丘、アブラツボ中央火口丘などがあり、記録に残っている噴火はないが現在も活動が継続しており、年間数回から数十回の微小な地震が観測される。 海底において活発な噴気活動が観察されており、海面に泡となって現れることから地元漁師の間で「滾り(たぎり)」と呼ばれている。1977年の調査によって噴気中に二酸化炭素と硫化水素が検出され、火山性の活動であることが確認され、2003年には活火山に指定された。 1993年の調査によって噴気口周辺の海底に新種のハオリムシ(チューブワーム)がいることがわかり、サツマハオリムシと名付けられた。
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若尊(わかみこ)とは、日本の鹿児島湾北東部、北緯31度39分02秒東経130度45分09秒の海中にある南北約2.5km、東西約3.5kmの海底カルデラおよび海底火山群。 カルデラは、水深約200mの平坦な地形で、姶良カルデラの一部となっており、約25,000年前に起きた、姶良大噴火の主要な火口の跡と考えられている。海底火山は、タギリ中央火口丘、ホリノデ中央火口丘、アブラツボ中央火口丘などがあり、記録に残っている噴火はないが現在も活動が継続しており、年間数回から数十回の微小な地震が観測される。 海底において活発な噴気活動が観察されており、海面に泡となって現れることから地元漁師の間で「滾り(たぎり)」と呼ばれている。1977年の調査によって噴気中に二酸化炭素と硫化水素が検出され、火山性の活動であることが確認され、2003年には活火山に指定された。 1993年の調査によって噴気口周辺の海底に新種のハオリムシ(チューブワーム)がいることがわかり、サツマハオリムシと名付けられた。
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