殺人狂時代(さつじんきょうじだい、Time of Killers)は、1967年2月4日公開の東宝製作の白黒映画(99分)。 もともとは日活で映画化されていた企画だったが、諸般の事情でボツとなり、権利を東宝が買い取って、岡本監督がシナリオに手直しを加えた上で1966年に製作・完成した。しかし、東宝上層部の判断により公開直前でお蔵入りとなり、翌年に特に宣伝もされずひっそりと公開された。併映には、あまり集客が見込めないドキュメンタリー作品がつけられ、また、公開された時期が1年でもっとも映画館から客足が遠のく2月だったこともあり、結果として興行は東宝始まって以来の最低記録となった。岡本監督も非常に落ち込んだという。 1980年代にリバイバル上映でようやく評価され、今なおカルト映画として人気がある。作中、現在では放送禁止用語に指定されている特定の単語が飛び交うため、テレビで放送されることはほとんどない。以前、WOWOWで放送された際は、その特定の用語を消音したため、何十回と音声がブツ切りにされていた。
殺人狂時代(さつじんきょうじだい、Time of Killers)は、1967年2月4日公開の東宝製作の白黒映画(99分)。 もともとは日活で映画化されていた企画だったが、諸般の事情でボツとなり、権利を東宝が買い取って、岡本監督がシナリオに手直しを加えた上で1966年に製作・完成した。しかし、東宝上層部の判断により公開直前でお蔵入りとなり、翌年に特に宣伝もされずひっそりと公開された。併映には、あまり集客が見込めないドキュメンタリー作品がつけられ、また、公開された時期が1年でもっとも映画館から客足が遠のく2月だったこともあり、結果として興行は東宝始まって以来の最低記録となった。岡本監督も非常に落ち込んだという。 1980年代にリバイバル上映でようやく評価され、今なおカルト映画として人気がある。作中、現在では放送禁止用語に指定されている特定の単語が飛び交うため、テレビで放送されることはほとんどない。以前、WOWOWで放送された際は、その特定の用語を消音したため、何十回と音声がブツ切りにされていた。