レイン暦元年ごろ、ゴールドリングとレオノは協力体制を強め、 タリクシアン植生の影響が少なく、かつ希少な水源を有するリベンク山脈を中心に探索活動を続けていた。 まだこの頃はタリクシアン植生の森深くへ入る技術はなかったものの、 水際で試行錯誤しながらエルタス植生の保護と拡大を目指していた。 少しでも可能性のあると思われる場所は試され尽くしたが、結果的にリベンク山脈だけが動植物の定着を許した。 リベンク山脈の高山植物はその後、レイン暦16年頃、勢力を拡大していたシーグ軍の影響を退けるため、 植生の維持管理に加えて多大な防衛的創意工夫と工作活動を余儀なくされていた。 ムトズズ砂漠とセケン平原近辺での紛争は実際のところ、リベンク山脈からシーグの目を逸らすための 壮大な自作自演であったということが近年になって明らかになっている。 しかしその抵抗も空しくレイン暦28年頃にはレオノ自体が新生シーグ王国の統治下に収められたため、 秘密にされていたリベンク山脈の高山植物帯も彼らの所有地となってしまう。 幸いな事にシーグはその当時、西方やゴールドリングなどへの遠征に気を向けていたため、 リベンク山脈と高山植物帯への大きな接触・損害は受けず終戦を迎えた。
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