シティ・オブ・ゴッド(原題:Cidade de Deus シダージ・ヂ・デウス)は、2002年に製作されたブラジルの映画である。フェルナンド・メイレレス監督が、パウロ・リンスの同名小説(未訳)を脚色して映画化した。日本公開は2003年6月28日。 2002年カンヌ国際映画祭正式出品作品。2004年アカデミー賞において監督賞など4部門にノミネート。その他多数の映画祭で数々の賞にノミネート、受賞。 1960年代から1980年代にかけてのリオデジャネイロ、中でも貧困にあえぐファヴェーラと呼ばれるスラム地域を舞台にした、強盗、麻薬ディーラーなどをして金を稼ぐモレーキ(ストリートチルドレン)たちの抗争が、実話を基にして描かれている。原題の "Cidade de Deus" とは、映画の舞台であり現存するファヴェーラの地名である。監督は、実際に現地のスラム街で素人を募集してオーディション、演技訓練を施し、一部の役柄を除き主要キャスト含めてすべて素人(200人)によるアドリブ主体の演技を撮影した。 因みに、素人俳優たちの演技訓練を一通り終えた後に、本作の予行演習のような意味合いで撮られた短編映画『ゴールデン・ゲート』は、ベルリン国際映画祭最優秀短編作品賞など多数の賞を受賞している。
シティ・オブ・ゴッド(原題:Cidade de Deus シダージ・ヂ・デウス)は、2002年に製作されたブラジルの映画である。フェルナンド・メイレレス監督が、パウロ・リンスの同名小説(未訳)を脚色して映画化した。日本公開は2003年6月28日。 2002年カンヌ国際映画祭正式出品作品。2004年アカデミー賞において監督賞など4部門にノミネート。その他多数の映画祭で数々の賞にノミネート、受賞。 1960年代から1980年代にかけてのリオデジャネイロ、中でも貧困にあえぐファヴェーラと呼ばれるスラム地域を舞台にした、強盗、麻薬ディーラーなどをして金を稼ぐモレーキ(ストリートチルドレン)たちの抗争が、実話を基にして描かれている。原題の "Cidade de Deus" とは、映画の舞台であり現存するファヴェーラの地名である。監督は、実際に現地のスラム街で素人を募集してオーディション、演技訓練を施し、一部の役柄を除き主要キャスト含めてすべて素人(200人)によるアドリブ主体の演技を撮影した。 因みに、素人俳優たちの演技訓練を一通り終えた後に、本作の予行演習のような意味合いで撮られた短編映画『ゴールデン・ゲート』は、ベルリン国際映画祭最優秀短編作品賞など多数の賞を受賞している。