無残に取り残された 亡骸に 手向けられる 花の色thumb|250px|right 鮮やかに今この瞬間(とき) 奏ている 儚さが 切なくも美しいと 教える ちぎれた腕が 示した先には 途切れた声が 響いた先には 魂 昇る 想いと共に 安らぐ場所がある 透明な 時計の向こうで 待っている あの日のまま 笑顔で 止まらない 尖る秒針 貫き続ける その身体を バラバラに 引き裂かれても 消えない 動かぬ足が 導く先には 開かぬ瞳が 見つめる先には 眩い光 祈りと共に 輝く場所がある ちぎれた腕が 示した先には 途切れた声が 響いた先には 聞えぬ耳を 澄ました先には 冷たい胸が 震える先には 魂 昇る 想いと共に 安らぐ場所がある
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