This HTML5 document contains 20 embedded RDF statements represented using HTML+Microdata notation.

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ジュウザ
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南斗五車星の一星「雲」の拳士。ユリアの異母兄であり、『天の覇王』ではリュウガの異母弟でもある。 我流の拳と称する自由奔放の拳を駆使し、五車星最強の実力を持つ。リュウケンをしてラオウ、トキと同等と評された天与の才の持ち主だったが、自分の愛する女が腹違いの妹であることにショックを受け、以後は世を儚む無頼の生を送る。当初ラオウの野望を食い止めんとする南斗六聖拳・最後の将の使いに対し、「食いたい時に食い、飲みたい時に飲む」と嘯き、浴場に乱入し女を追いまわすなど、南斗五車星としての務めには全く係わろうとしなかった(トキのいる奇跡の村に立ち寄った際には、襲撃してきたZEEDに一致団結する村人達やトキの姿を見て自らも加勢している)。しかし南斗六聖拳・最後の将の素性を知り、死を賭してラオウに挑む。 自分の命を賭けるに値するものができたことで目覚めたジュウザの覇気は、最初の一撃でラオウの兜を割る程のものであった。それ故に、当初ケンシロウと相対した時などは格下と見て黒王号から降りなかったラオウもジュウザの実力を認め、全力を持って当たらんと即座に地上に降りた程である。ラオウにダメージらしいダメージを与えた人物は作中でも稀。 ジュウザは最後まで口を割らなかったものの、図らずもその気迫自体がラオウに最後の将の正体を悟らせるという結果となった。その後ラオウと黒王は、強敵と認めたジュウザの遺体を丁重に弔っている。
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「雲」の拳士
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南斗五車星の一星「雲」の拳士。ユリアの異母兄であり、『天の覇王』ではリュウガの異母弟でもある。 我流の拳と称する自由奔放の拳を駆使し、五車星最強の実力を持つ。リュウケンをしてラオウ、トキと同等と評された天与の才の持ち主だったが、自分の愛する女が腹違いの妹であることにショックを受け、以後は世を儚む無頼の生を送る。当初ラオウの野望を食い止めんとする南斗六聖拳・最後の将の使いに対し、「食いたい時に食い、飲みたい時に飲む」と嘯き、浴場に乱入し女を追いまわすなど、南斗五車星としての務めには全く係わろうとしなかった(トキのいる奇跡の村に立ち寄った際には、襲撃してきたZEEDに一致団結する村人達やトキの姿を見て自らも加勢している)。しかし南斗六聖拳・最後の将の素性を知り、死を賭してラオウに挑む。 自分の命を賭けるに値するものができたことで目覚めたジュウザの覇気は、最初の一撃でラオウの兜を割る程のものであった。それ故に、当初ケンシロウと相対した時などは格下と見て黒王号から降りなかったラオウもジュウザの実力を認め、全力を持って当たらんと即座に地上に降りた程である。ラオウにダメージらしいダメージを与えた人物は作中でも稀。 第一回目の相対の時、ラオウの足止めを第一の目的と考えるジュウザは、合流したフドウ配下の兵達を率いてトリッキーにラオウを煙に巻き、黒王号を奪取してその場を去る。その際に黒王号は、ジュウザを拒否して振り落とすことなく、その命に従って走っている。これによりジュウザは、ケンシロウがラオウから黒王号の主を引き継いだことを除けば、第一部において、黒王号がラオウ以外に唯一鞍を許した人物と言える。 ジュウザが黒王号を奪う際に、ラオウの放った蹴りが体を掠めたが、実は深手であり、ジュウザはラオウの一撃に底知れぬ強さを感じる。そしてジュウザは、そう長くはラオウを足止めできぬと考え、フドウとタンジ・ジロ兄弟を救うべくヒルカに挑んだケンシロウこそが、自分が仕える主にして異母妹でもあるユリアを任せるに値する男であると見届けた後、再びラオウの前に立ち塞がり闘いを挑む。 ジュウザは防具を壊し背水の陣に身を置いた上で、最高の一撃に全てをかけんと「撃壁背水掌」を打ち込む(この技を成功させるため、身体には油を塗っていた)。その一撃は決まったかと思われたが、ラオウは受ける寸前にジュウザの肩の秘孔・鏡明を突き、ジュウザの腕を麻痺させていたため、威力は半減していた。ジュウザは、せめて腕一本でも取ろうとしたが、それすらもかなわなかった。同等の素質の持ち主でも世捨て人だったジュウザと、戦いの人生に生きていたラオウとでは、厳然たる実力差が開いていた。 ジュウザはラオウに秘孔・解唖門天聴(意思に関わらず自白させ、逆らおうとすると肉体は血を噴き崩壊する)を突かれ、最後の将の所在と正体を喋らされそうになった。しかし、全身から血を噴き出し、激痛で息も絶え絶えになりながらも耐え抜き、最後には、ラオウに対して悪態をつく意地を見せて息絶える。 アニメ版ではこの後、さらに戦いが続き、「土くれを蹴り上げて目くらましにする」「口に含んだ血を噴き出して目潰しにする」など、我流の拳らしいトリッキーな戦術が演出された。最後はラオウにも「せめて奥義で葬ろう」と北斗百裂拳を使わせたあと、彼にもう一傷を浴びせた上で、死してもなおラオウに立ち向かうという意地を見せた。また、倒れた後、ジュウザの体から流れ落ちる血に空の雲が映り、まるでジュウザが本当に雲のように空を飛んでいるかのような美しい演出がなされた。 ジュウザは最後まで口を割らなかったものの、図らずもその気迫自体がラオウに最後の将の正体を悟らせるという結果となった。その後ラオウと黒王は、強敵と認めたジュウザの遺体を丁重に弔っている。 アニメでは、かつての仲間が「雲の軍団」として彼のもとへはせ参じたが、ラオウとの最終決戦では彼らを思って突き放していた。 新劇場版では、ジュウザのエピソードは割愛されているため登場しない。新OVAでは、リハクの娘であるトウが彼の穴埋め的存在となっていた。 「我流の拳」は、奇妙なフェイントや全身を使った関節技が多い。これは、当時格闘技の世界で流行ってきていた「シューティング」や「コマンド・サンボ」、プロ興業に参加しはじめたばかりだったアンディ・フグの後ろ回し蹴りや変則カカト落とし等が、ジュウザの技の参考にされているためである。ラオウの腕を「もらう」ために使ったのは、有名な「腕挫十字固」であった。 身長183cm、体重99kg、バスト128cm、ウエスト90cm、ヒップ108cm、首周り44cm(データは週刊少年ジャンプ特別編集『北斗の拳 SPECIAL』の「拳聖烈伝」による)。 名前のモデルは海野十三。アニメのエンドロールでは「ジューザ」と表記されている事がある。
Subject Item
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